【御朱印】京都・仁和寺を参拝した話

御朱印
YU3

こんにちは
みどりのブログです

金閣寺→龍安寺からの流れ流れて次の目的地に到着しました。

仁和寺

場所

〒616-8092
京都府京都市右京区御室大内33
7

駐車場

普通車 500円 収容台数 100台

営業時間 9:00 ~ 17:00

拝観料(2025年時点)

仁和寺御所庭園 大人 800円
        小・中学生・高校生 無料

その他アクセスは公式ホームページから

徒然草(つれづれぐさ)

「徒然草」に描かれた有名な話

仁和寺を語る上で欠かせないのが、兼好法師(けんこうほうし)が著した鎌倉時代の随筆「徒然草(つれづれぐさ)」に登場する有名な話です。第52段「仁和寺にある法師」には、仁和寺に勤める一人の法師が、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)へ参詣することを長年願いながらも、結局は麓で満足してしまい、本殿にまで至らなかったという逸話が記されています。この話は、物事の本質を見誤る愚かさや、思い込みによる失敗を教訓としており、「あだし事」や「本意(ほい)ならず」といった、現代にも通じる人間の行動心理を描写していることから、日本の古典文学の中でも特に広く知られています。仁和寺は、この「徒然草」によって、その名が一般にまで浸透し、より親しみやすい存在となりました。

多様な著書の題材として

「徒然草」にとどまらず、仁和寺は古くから様々な文学作品や芸術作品の題材となってきました。その美しい庭園、特に遅咲きの桜として知られる「御室桜(おむろざくら)」は、多くの歌人や俳人の心を捉え、和歌や俳句に詠まれてきました。また、広大な境内には国宝の金堂(こんどう)や五重塔(ごじゅうのとう)をはじめとする歴史的建造物が立ち並び、その威厳ある姿は、多くの絵画や写真の被写体にもなっています。仁和寺が持つ歴史的背景、皇室とのつながり、そして四季折々の美しい景観は、人々の創作意欲を刺激し、今日に至るまで多岐にわたる著書や作品にその姿を留めています。

世界遺産

1994年、仁和寺は「古都京都の文化財」の一部として、ユネスコの世界遺産に登録されました。これは、仁和寺が日本の歴史や文化、特に平安時代の建築様式や庭園様式を伝える上で極めて重要な価値を持つことが国際的に認められた証です。広大な敷地には、桃山時代に再建された金堂(京都御所の紫宸殿を移築したもので国宝)、江戸時代に建立された五重塔、観音堂(かんのんどう)、二王門(におうもん)など、数々の貴重な建造物が現存しています。また、先述の御室桜や、名勝指定を受けている庭園も世界遺産としての価値を高めています。仁和寺を訪れることは、まさに千年の時を超え、日本の歴史と文化の深淵に触れる体験と言えるでしょう。

御朱印

記帳していただいた御朱印の他にも

弘法大師生誕1250年を記念した切り絵御朱印をはじめ、桜の切り絵御朱印、蓮の切り絵御朱印をいただきました。

仁和寺をぐるり(写真)

黒書院、白書院、枯山水の庭園や五重塔に観音堂などなど。

いくらカメラに収めても足りないくらいの撮影スポットだらけ。

「仁和寺にある法師」のごとく、見えているところはごく一部なのでしょう。

いつか長い時間を作って、仁和寺を含めた色々な寺社を隅から隅まで歩いていきたいものです。

八十八ヶ所ウォーク

仁和寺の裏山となる御室八十八ヶ所礼所ではスタンプラリーをしながら巡拝できるそうです。

3㎞程の道のりで2時間程度。通年やっているそうです。

参加費

  • 高校生以上 500円
  • 小中学生  300円
  • 未就学児  無料

これは機会があれば参加したいです。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪

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